2016/07/16

[nrf52]EBSHCNZXZ基板の紹介

nRF52832が載った太陽誘電のモジュール、EYSHCNZXZ
その評価基板がEBSHCNZXZで、評価キットがEKSHCNZXZだ。
キットの方は、JLink-LITEがセットになっているようだ。

うちで買ったのは、評価基板。
JLink-LITEは手持ちがあったので、それを使っている。
ARM Cortex-M4Fだから、CMSIS-DAPのデバッガがあれば使えるのかな?


基板に関するドキュメントはリンク先の一番下にあるので、読めばよかろう。
ここでは、かいつまんで紹介だけする。

 

まずはEYSHCNZXZの部分。
これには、nRF52832が搭載されている。
メインクロックは32MHzで、サブクロックというか低周波数の方として32.768KHzが載っている。

EBSHCNZXZは、そこからGPIOなんかを引っ張り出している。
少し変えているのは、こういうところ。

  • P0.09-0.10 : NFCアンテナ用になっていて、デフォルトではパターンカットされている。
  • P0.05-0.08 : UART用になっていて、FTDIのチップとつながっている。

USBシリアル変換が載っているのは楽ですな。
ほかのGPIOは全部出ているようだから、この6本くらいはいいんじゃないの、と思える。

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右側が、miniBでPCとつながっている。
右上は、JLink-LiteでPCとつながっている。
右側にあるボタンは、リセットボタン。
左側にあるのが、EYSHCNZXZ。
その右上にあるのが、NFCアンテナ。ここでは、nRF52-PreviewDKのアンテナをつないでいる。

LEDもいくつか載っているが、電源LEDやUARTのTX/RX用で、GPIOにつながっているものはない。
ボタンもない。
だから、nRF52-DKのようにしたければ、自分でスイッチなりLEDなりをつながんといかん。

上側に載っているスイッチはその例だ。
nRF5 SDK v11のpca10040用設定を使っているが、これのスイッチは内蔵プルアップでActive LOになっているから、片方をGNDにつないでGPIOを直結しておけばいいんじゃなかろうかね。


では、ついでにPCA10040設定を見ておこう。
PCA10040はnRF52-DKのことだ。

PCA1004はLED4つとボタン4つ
この構成は、nRFの評価基板だと同じようだ。
ピンアサインは、こうなっている
P0.00-0.01はEYSHの方で使っているから、EBSHには出ていないようだ。
リセットがP0.21なのも同じ。

UARTはEBSHも同じなので、サンプルから変更せずにいいだろう。
ボタンは、P0.13-16が1~4。LEDは、P0.17-0.20が1~4。
LEDはプルアップ抵抗でVDDにつながっているから、こっちもActive LOだ。
うちだとスイッチサイエンスさんから買ったLEDボードを使いたいのだが、こっちはActive HIなので、boards.hのマクロをやりくりするしかなかろう。

 

ちなみに、nRF52-DKのNFCアンテナはこんなのらしい。
Preview-DKとはコンデンサの容量が違うので、EBSHだとうまくつながらないかも?
(コネクタ自体違うので、つなぐのは大変だろうが。。)
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