2015/10/16

[勉]OpenEL

家にいる時間が多くなるので、知らないことを調べたり、新しく調べ直したりしよう、というシリーズ。
今回は「OpenEL」。


OpenELでETロボコンにチャレンジ - ロボット - 日経テクノロジーオンライン

「日経テクノロジーオンライン通信」というメールマガジンに出てきたので、興味を引かれた。
だいたい「OpenXXX」というと、OpenGLみたいなKhronosの標準化とかそんなのが思いつく。
OpenGL|ES、とか、そんなものの一環だと思ったのだが、これは違うようだ。


Main Page/ja - OpenEL Wiki

Open Embedded  Libraryの略。
図を見ると、なんかよくあるもののように見える(などと言うと怒られそうだが)。
OSを提供するところも、だいたい同じような図があるはずだ。

  • 下層が変わってもドライバのインターフェースは共通なので、アプリはそのまま使える
  • 別製品を作るときも水平展開しやすい

OSとの違いは、どちらかといえばOSは「買うもの」な感じだけど、こちらは単なるインターフェースの決めごとだけを標準化して提供するから、ハードだけじゃなくてOSが変わったとしても吸収できる、というところか。

 

そうなると「本当に標準化できるの?」というところが気になる。
こういうのの標準と言えば、ITRONが思い出されるではないか。
ITRONはOSではあるけれども、仕様の標準化だけ行って、あとはその標準化にならって各社なり団体なりがOSを作る、というものだと思っている。
いろいろあった結果だが、ITRONは日本では比較的使われているものの、世界標準とまでは言えないんじゃないかと思う。
TOPPERS/SSPなんかは小さくてよいと思うのだけど、あまり海外で使われていない気がするから、それだったらFreeRTOSとかの方が探しやすいかもしれん、などと考えてしまうのだ。
ネットで探すのが普通になった時代、せっかく標準になったとしても使ってくれる人がいないとあまり意味がなさそうだ。

OpenELのWikiでは、国際標準化の予定が2013年までしか書かれていないが、最初の記事を読んだところではOMGにドメイン会員として入会し、ワーキンググループで仕様策定中とのこと。
そして記事を最後の方まで読むと、やはり使う人が増えてほしそうな感じがうかがえる。

応援はしたいのだが、使うだけの身からすると「標準になってからでいいや」と思ってしまう。
フリーランスになってお金とか税金とかが身近になってきたせいか、こういう団体があると「税金でやってるんじゃないの?」を先に考えてしまうようになってしまった。
いや、こういう分野にお金を使うのは大切だとは思うのだけど、気にはなるじゃ無いか。
http://jasa.or.jp/TOP/download/annualreport/h27plan.pdf
啓発事業収益と会員費がほとんどの収入源なんだ。
あら、補助金がなくなったのね、とか、昨年から全体的に減らしてあるのね、とか、心配になってしまった。
あんまりお金の話はわからないので、深い考察ができないのが残念だ。

関係ないけど、組込みシステム業における高齢者雇用の現状(pdf)なんていう資料もあり、なかなか面白い。


私が何を「標準化」と思っているかが気になってきた。
FeliCaだって、ISOにもNFC Forumにも規格で入っているものの、世界的に使われているとまでは言えなさそうだ。
だから、人口に膾炙しているというか、デファクトスタンダードというか、日本の人とそうでない人が候補をいくつか出して一致するもの、くらいなのが「標準化」だろうか。

書いていて、条件が厳しすぎると思った・・・。
それは無理だ。
だから、もうちょっと広く考えよう。
日本では使われるけど、海外でほとんど使われていない、というのは、標準と言うには難しい。
日本発だから日本の人は知っているけど、海外の人はまったく知らない、とかもだ。
じゃあ、知名度だけなのか。。。

こうやって考えると、標準になるというのはただごとではないのだな。
反省した。
ごめんなさい。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントありがとうございます。
スパムかもしれない、と私が思ったら、
申し訳ないですが勝手に削除することもあります。

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。