2012/08/03

[nfc]P2Pの利点は?

私の知る範囲で、になるが、NFCのP2P、LLCPとかSNEPが使えるのはAndroidしか知らない。
BlackBerryやNokia端末も使えそうだけど、情報が不足している。


AndroidのNFC-P2Pは、Android Beamになる。
最近になってAndroid Beamも拡張され、Wi-FiとかBluetoothとかを併用するタイプになりつつあるように見える。

Bluetoothなんて、日本では「何に使うの?」くらいだったけど、今ではけっこうな市民権を得たのだろうか。
こういうのは、携帯電話をめったに使わない私にはわからないことなんだよなぁ。


まあ、それは置くとしよう。
私が気にしているのは、NFCのP2Pってどういう用途が残っているんだろうか、ということだ。
なんとなく「カードエミュレーションはちょっとイヤだから、P2Pでちょろっと会話して、あとは高速回線ね」という用途にしようとしてるんじゃないかな、という気がする。
というのも、SNEPとかLLCPって、NFCでありがちな通信の途切れを考慮してないように思うからだ。
数秒間向かい合わせるならば、なんらかの通信障害が発生する可能性は高い。
高いので、P2Pでは再送なんかを考慮するんだろうと思ったけれど、LLCPやSNEPを見る限りではそういうのがない。
ということは、通信が途切れたら終わり…というよりも、通信が途切れるほど長い時間は通信しないよ、という意図があるように見える。

カードエミュレーションだと、R/W v.s. カード、という構図が静的に決まるけれども、LLCPであればそうならないので、端末間は基本的にSNEPを使おうか、ということを考えていそうだ。


どういう形でもいいんだけど、NFCは携帯電話と相性はいいのだが、携帯電話だけのものではないと思っている。
なので、どういうサービスがあってもいいんだけど、NFC=携帯電話になるのだったら、関与したくないところだなぁ。

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