2011/11/20

[c/c++]コーディングをときどき考える

さて、さっきはAPIについて偉そうに書いたが、そういう自分はどうなんだといわれるとつらい。
精神的には「動けばいいやん」派だ。

ただ、昔は自分の書いたソースがそのまま製品になっていたからチェックする人がいなかったんだけど、今は、ソースを納品する、という立場になったので、自然と気にするようになった。

一番嫌なのは、自分のコーディングルールをねじ曲げられるところだ。
もちろん、プロジェクト開始時にルールが適用される前にいろいろ文句をつけるのだが、だいたい「会社ルール」という名目で捨てられる(当たり前)。
わかっていても、ルールを押しつけられるというのはストレスがたまるのもわかっているので、なるべく抵抗する。

でも、だめなのもわかっているので、そのコーディングルールが適用されたときは、他のソースを書くときも同じルールで書くようにしている。
自分のソースとかね。
幸い、複数のプロジェクトを掛け持つことはないので、そこは気にしなくてよい。


本来、そろそろ後継者を育てないといけないのだけど、組み込み専門の会社なわけでもなく、自分の下に後輩が付いているわけでもないとなると、育てる人がいないってことになる。
組み込みって、育つのに時間がかかるから、メーカーみたいなところじゃないと育成できないのよね。
ただ、昔みたいに少人数ではとても開発できなくなってきているので、誰でも開発できるような体制を敷かざるを得ない。
そうなると、細かいところに配慮するような日本的な利点は足かせになってしまう。
人数が増えてグループを分けて作業するようになると、細かい作業ってのはグループ間の連携という作業が発生してしまい、工数が増えてしまう上、バグも出やすくなるからだ。
大陸的な開発をすると、そりゃ元々やってるところには負けるわな。

んで、そういうのはネットで複数の人が開発するようなシステムではさらにやりにくい。
できないわけではないけど、時間がかかるし、めんどくさい。
同じ場所にいて意識を共有しながら作るという作業は、けっこう重要なのだと思うよ。


まとまりがなくなってしまったが、いいたいのは「自分の製品が作りたいなー」ということかな。
独立したいとかそんなのではないけど、よその会社の製品に力を注いでいても人が育たないって状況がやだ。

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