2011/09/11

モバイルNFCは電源供給型ですよ

タイトル通りだ。
モバイルのMIFAREにせよFeliCaにせよ、電源が必要だ。
カード型は電源がいらないではないか!と思う人もいるかもしれない。
それはカード型だからであって、モバイルの場合は相手からの電波だけではとても電力が足りない。
機能が限定されているカードとは違い、モバイルの場合にはあれこれやらなくてはならないのだ。
まあ、それが理由かどうかは知らないが、とにかく電源がいる。
仕様といえば仕様だが、電源がなければ動かないよね、というだけのことだ。

 

FeliCaチップが載ったシールを携帯電話に貼り付けて「おサイフケータイ」とかいう人もあるかもしれんが、それは違う。
単に「FeliCaチップが載ったシールを携帯電話に貼り付けている」だけだ。

携帯電話の場合、FeliCaを生かすために、先に携帯電話本体を使えなくすることがある。
これが「電源が切れてもしばらくは使えます」だ。
もちろん、FeliCaロックしている場合は使えないだろうが、ここら辺はメーカー次第かも。

 

モバイルFeliCaチップは、カードエミュレーションなので、電波が来るまで待ち受けている。
消費電力は知らんが、けっこう小さいんじゃなかろうか。
NexusSにもPN544というモバイルNFCチップ(SEはSmartMX?)が載っているが、あれの最初はR/Wモードだけだったので、自分で電波を出すって仕様だったと思う。
自分で電波を出すと、消費電力は大きいので、電池がすぐなくなる。
この辺りは、考え方が大味だよなー、と思った。


モバイルのNFCは流行るのかどうかわからんが、私が調べていることは自分以外は役に立たんのだろうなー、と冷めた目で見ている。
流行ったなら、たぶんAPIが提供されて、意識せずに使えるようになるだろう。
流行らなければ・・・APIなどの提供がなくて使おうと思わないだろう。

ユーザにどのくらい使い勝手が許されるかってところですかな。

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