2011/04/26

[felica]FeliCa Plugを考える

FeliCa Plugなんて、カード代わりにしかならないじゃないか。時代はDEPだ、ぺぺぺっ」と思っていたのだが、どうもそんなことはなさそうだ。

私もいつも「NFC-DEPに対応した端末はないかなー」と思っているくらいだから、そんなに流行ってないのだと思う。
思うに、負担が大きいわりに、今ひとつ仕様がわかりにくいからではなかろうか。
ISO14443でやるのか、ISO18092でやるのか。
Type-Aだけだと、14443で実現している端末ならあるのかしら?
Nexus Sも、14443だったと思う。

ただ、正式には18092でいくらしい。


が、ものがなくては普及しない。
普及しないから、ほしい人もいない。
FALPみたいに、上がOBEXと決まってしまえばいいんだろうけど(決まってはいないか)、LLCPまでしかNFC Forumでは決められていないと思う。
そしたら「その上はどうする?」と迷ってしまいそうだ。
たぶん「LLC」というくらいだから、その上にはIPなんかが載せられるんではないかと思うのだ。

まあ、未だにDEPプロトコルで通信できた程度なので、偉そうなことは言えないのだが。


DEPは敷居が高いし、対応も面倒。
ならば、今までのR/Wでアクセスできる範囲でいいや、と思うのは世の流れ。

そこに出てくるのが、FeliCa Plugだろう。
使えるコマンドは、Read Without EncryptionとWrite Without Encryption。それとPolling。
の、レスポンス。カードだから。

ただ普通のカードと違うのは、転送モードが2つあること。
FTモードは、普通のカードみたいな転送。
FBモードは・・・どちらかというとFALPみたいなアクセスができるようなものだと思う。
面白そうだ。

が、困ったことが一つ。
I/Fが三線シリアルなので、ちょうどいいデバイスがないのだ。
あ、Interface誌のボードがあるから、それなら使えるのかな。
大きめのデバイスよりも、小さめの方が楽しいだろう。

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