2011/04/29

[felica]普通はソフトは何もしない

モバイルFeliCaチップというものがある。
まあ、携帯電話に載っているFeliCaチップのことだ。

FeliCaチップには、アンテナとセキュアエレメントがつながっている。
それと電源とかあれやらこれやら。
そう、カードとは違い、電源がいるのだ。
なのでだいたい、本体は電池を生かすために早く使えなくなる。
FeliCaロックしたまま本体が使えなくなると、もうどうしようもない。
もちろん、ロックしていなくても、電池がある程度なくなってしまうとつかえなくなる。

ついでにいうと、携帯電話にはハードスイッチがない。
なので、電池を入れると常にON状態だ。
「電源OFF」のときは、なるべく電気を使わないように使わないようにしているだけである。
充電中も同じ。
電流や温度を常に計測する機能は動作しているのだ。
海外製だと、あまり気にしないので充電中は電源ONっぽくなるものが多い。
日本製はそこを気にするので、わざわざめんどうな改造を施すのだ。

さてFeliCaだが、かざすときはソフトは動いてない。
FeliCaチップとR/Wが勝手に何かやるだけだ。だから本体が使えなくなってもFeliCaだけ使える。
ソフトが必要になるのは、ユーザに何か見せたり、通信によってFeliCaチップにアクセスする場合くらいだ。
SIMすら必要ないはず。

これが、セキュアエレメントをSIMに持っていくとどうなるんだろう。
やはりFeliCaチップだけでなくSIMにも電源を供給せんといかんだろう。
そうなると消費が少しは大きくなるのかな?
でも、今でもセキュアエレメントに供給しているから、そげんかわらんのかも。

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